My Experience In Yemen

青年海外協力隊 コンピュータ隊員の活動日記。

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イエメンで発生した自爆テロについて

各種インターネットニュースや外務省の安全情報から、既にご存知の方も
多いとは思いますが、今週、イエメンで韓国人を狙った自爆テロが2件発生しました。

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2009年03月15日 ハドラマウト・シバームにて自爆テロが発生。
              韓国人観光客4人とイエメン人ガイドの合計5名が死亡。
2009年03月18日 サナア国際空港へ向かう幹線道路にて自爆テロ発生。
              死者なし。韓国人遺族の車列を狙ったテロ。
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同じアジア人として、何より隣国の仲間として、今回の事件は心苦しくてなりません。
また、死者が出なかったとはいえ遺族の目の前で再度自爆テロを試みた行為は、
強い怒りを覚えます。また、それと同時にイスラームがまた遠い存在となりました。

知人のイスラーム教徒のほとんどは、自爆テロを起こす人間はイスラーム教徒ではない
と一蹴し、無関係・無関心の態度を示します。確かに、イスラームは神と自分自身の間に
おける信仰のため、他人の信仰は自分の信仰に全く影響しません。
なぜ、同じイスラーム教徒として同胞の脱線に無関係・無関心の態度を示すのか。
なぜ、口では激しく批判をしながら実際の行動は一切無いのか。
イエメン人が良く言う、『イスラーム教徒を見ず、イスラームそのものを見よ』
の裏返しは、イスラームは粗悪な人間を産むということなのか。

下記にイスラーム教徒が他教徒を排斥する解釈の元となっていると思われる、
コーランの一説を紹介します。


8-60
かれらに対して、あなたの出来る限りの(武)力と、多くの繋いだ馬を備えなさい。
それによってアッラーの敵、あなたがたの敵に恐怖を与えなさい。かれら以外の者にも、
またあなたがたは知らないがアッラーが知っておられる者にも。
あなたがたが、アッラーの道のために費やす凡てのものは、十分に返済され、
あなたがたは不当に扱われることはないのである。


4-56
本当にわが印を信じない者は、やがて火獄に投げ込まれよう。
かれらの皮膚が焼け尽きる度に、われは他の皮膚でこれに替え、
かれらに(飽くまで)懲罰を味わわせるであろう。
誠にアッラーは偉力ならびなく英明であられる。


47-4
あなたがたが不信心な者と(戦場で)見える時は、(かれらの)首を打ち切れ。
かれらの多くを殺すまで(戦い)、(捕虜には)縄をしっかりかけなさい。
その後は戦いが終るまで情けを施して放すか、または身代金を取るなりせよ。
もしアッラーが御望みなら、きっと(御自分で)かれらに報復されよう。
だがかれは、あなたがたを互いに試みるために(戦いを命じられる)。
凡そアッラーの道のために戦死した者には、決してその行いを虚しいものになされない。


4-89
かれらは自分が無信仰なように、あなたがたも無信仰になり、
(かれらの)同類になることを望む。
だからかれらがアッラーの道に移って来るまでは、かれらの中から(親しい)
友を得てはならない。もしかれらが背をむけるならば、ところかまわずかれらを捕え、
見付け次第かれらを殺せ。かれらの中から決して友や援助者を得てはならない。


8-89
だから、迫害と好計がなくなるまで、また(かれらの)教えがすべてアッラーを示すまで、
かれらと戦え。だがかれらがもし(敵対を)止めるならば、本当にアッラーは、
かれらの行うことを御存知であられる。

| イエメン文化 | 06:45 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

カイロ在住さん

コメントありがとうございました。
2回目のテロのが発生したときはJICAから即帰宅命令が出たのですが、
同僚は笑いながら『問題ない』と言っているのが印象的でした。

首都のサナアでさえ、口論の果てに手榴弾を爆破する事や発砲する事は
日常茶飯事になっている現状があります。
先日もサナア大学の学生と大学の警備員の間での口論の末、
警備員が学生を射殺するという悲しい事件がありました。

もしかしたら、殺人事件が日常に潜んでいることが途上国なのかもしれません。
常日頃の行動からそういうことが起こりうることを念頭に
行動しないといけないのかもしれませんね。

我々が平和ボケしているのでしょうか・・・。

| KENic | 2009/03/21 23:44 | URL | ≫ EDIT

カイロでも、2月22日だったか、有名な観光地の一つである、ハーニルハリーリ(スーク(=市場))で、爆破事件があり、フランス人の少女1人が死亡、フランス人、エジプト人、ドイツ人4、5人が重態、フランス人、サウジアラビア人、エジプト人20人が軽症だったとか聞きました。
エジプト人の反応は、イエメンの全くと同じです。「彼らはムスリムではない」また、「世のどこにも安全な場所などない」「テロテロ、と大騒ぎしないでほしい。普段はいたって平和である」
エジプトメディアは、被害の軽い面を強調する傾向があります。けが人は皆すぐに病院に運ばれた、ほとんど皆翌日退院の予定など。
その6日後、同じくハーニルハリーリに、身重の妻と来ていた来ていたアメリカ人男性が、エジプト人に刺されました。
その人は、事件があったばかりの場所だからかえって安全だろうと思ったそうです。また刺された後も、これは、偶発的な事件(外国人嫌いの精神疾患の病歴のある男が刺した)で、エジプトは安全だと思うと言っていました。

…そうですねえ、例えば日本の通り魔殺人事件やサリンなど恐ろしい事件でしたが、あれが日本の日常かと言うとそうでもない。でも、ああいう事件が起こる要因を深く底に抱えている社会でもあります。予想できない恐ろしさがあります。でも、日本の通り魔とこれらのテロの違いは、後者が、はっきりと外国人をターゲットにしていることです。もちろんエジプト人の巻きこまれてはいますが、直接のターゲットは外国人です。これが私などには不安なのに、当地のエジプト人知り合いは誰もその不安をわかってくれません。「精神疾患者のしたことだから」「エジプト人の被害にあっているから」と。
ハーニルハリーリの事件では、当地に住む日本人のなかでも「テロと大騒ぎしすぎ、カイロはいたって平和」といっている人もいました。日本にいる人が、テロと聞いてイメージする姿とは程遠いような街の様子ですから、わかる気もします。
でも、一方では、14-17歳のフランス人少女達が学校の修学旅行できていたのに、自分達のクラスメートが爆弾で殺された、友達が血だらけ、という体験をしたら、相当ショックだと思います。でも、エジプト人から、被害者の年齢(まだ子供)を考えて気の毒に、というコメントは聞きませんでした。それだけ、ここの生活はどこか厳しいものがあるのか(子供が学校に行かず、メイドとして働くなどまだまだ当たり前。大の大人が手ぶらで、子供のメイドに重いものを持たせる人もいたり)。
それとも、いつ死ぬかはアッラーの決めたことという強い信念があり、死をたやすく受け入れやすいのかと思いました。
私などから見ると、人災の部分もあるかもしれない事件でも、アッラーの決めたことと言われると、改善の努力する前にそれで終わってしまうじゃないか、と、ちょっと腹立たしいです。
でも、サウジからのフェリー火災事件では、一審が船会社オーナーの無罪を出したけれど、2審では有罪になるなど、少しづつ変わってきているのかもしれません。(でもオーナーは、ヨーロッパに高飛びしてますが)

| カイロ在住 | 2009/03/21 15:13 | URL | ≫ EDIT

リーさん

イエメン人からしてみたら、韓国人も日本人も容姿は同じ。
自分達ですら分からないときありますからね。
そういった意味では、今までの事件とは違う緊張感が漂っています。

道を行き交うイエメン人、全員が腰に爆弾を巻いているんじゃないかと。
見知らぬイエメン人が声を掛けてきた際にはそのまま走り出さないと。
帰国後の文化紹介用で購入したアバヤとブルカを手元に用意した次第です。

| KENic | 2009/03/19 23:10 | URL | ≫ EDIT

なんとも悲しい事件です。
実際にみなさんにもお会いしてるし、とても心苦しい。
イエメンの人らだってええ人ばかりやのになぁ。
なんかもうマジで神頼みやん。アッラーのみぞ知るってか。
うっちーさんもアバヤにブルカ姿おすすめします。でかすぎて余計目立つか…

| リー | 2009/03/19 22:38 | URL | ≫ EDIT

frombangkokさん

ご心配ありがとうございました。
2回目のテロ以降、自宅待機命令が出されたため水・木・金は自宅に缶詰です。
週末にやろうと思っていたことが出来なくなってしまいましたが、命には代えられません・・・。

私もイスラームの教えには共感できる部分、勉強になる部分が多くあります。
実際、ここ最貧国イエメンにおいてイスラームがあるからこそ社会秩序が成り立ち、
助け合い、思いやりが醸成されているのだと捉えています。

ただ、一部のファンダメンタリストは本当に許せません。
自分達の宗教解釈を暴力でしか誇示・表現すること出来ないということは、
逆説的に、強引に押し付けることでしか自身の宗教を訴えることが出来ない
貧弱なものであると言っている様なものだと捉えています。
イスラームはそんなことせずとも、その教え一つ一つを丁寧に説くことで
万人に受け入れられる要素を十二分備えているものだと思っています。

| KENic | 2009/03/19 21:09 | URL | ≫ EDIT

私も最近このニュースを見て、ご無事だろうかと心配していました。
UAEにいる私の映画監督は、このようなイスラム教徒はExtremeな人達で、本当のイスラム教徒は穏健派だそうです。
イスラム教は人を殺したり傷つけるための宗教ではないと以前言っていました。
あまりにもこれら一部の人達がこういう行動を取るので、イスラム教のイメージが悪くなっています。
個人的には自爆テロをやったから天国で良い生活をするとは思えません。
これら自爆テロの人達は、イスラム教徒の人の恥だと思います。
私は航空会社で働いているため、イスラム教徒のこれらファンダメンタリスト達から会社が狙われる事もあります。
しかし、けっしてアンチイスラムではありません。
イスラム教は素晴らしい宗教だと思います。
しかし、こういう悪いイスラム教徒もいるわけで、こういう人に対しては嫌悪感を感じます。
巻き込まれないように注意してがんばってください。

| frombangkok | 2009/03/19 13:10 | URL | ≫ EDIT















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