My Experience In Yemen

青年海外協力隊 コンピュータ隊員の活動日記。

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ガザ空爆について

イスラエルによるガザ空爆のニュースは、イエメンでもその話題で持ちきりです。
空爆開始後、衛星テレビ局アルジャジーラニュースでは連日その様子を伝えています。
イエメンの首都、サナアの人々は電気屋や商店のテレビに集り見入っていました。
また、乗り合いバスの中でもガザのことを話している人ばかりで、
それぞれ自分が見聞きした情報を交換し合っていました。

論調は、やはり反イスラエル。
同じアラブ人としてパレスチナは同胞なのです。
アルジャジーラニュースでも、 『死亡』 ではなく 『殉教』 という
単語を用いて亡くなった人々を表現している点から
『イスラエルによる反イスラーム』 の意味合いを持たせているように感じました。

以下、インターネットニュースからの記事を抜粋します。
それに対する私見も併記しますが、それは飽くまで個人的見解となること御理解下さい。



>>ガザを激しく空爆していることを受けアラブ諸国の街頭では市民デモが行われている

イエメンも同様、官製デモが各地でありました。
携帯電話には、官製デモの時間と場所が明記されたメールが配信されたため、
多くの国民がこのデモに参加しました。
デモ開催日の朝、出勤すると配属先の玄関にはデモの開催場所へ行く大型バスが
3台駐車しており、次々に職員が乗り込んで行きました。
その日はそれ以外にもデモ行進をしている多くの人々も目にしました。



>>ヨルダン議会のある議員が議長命令を無視してイスラエル国旗を燃やし、
>>一部議員の拍手喝さいを浴びる一幕があり、
>>この映像はアラブ諸国のメディアで繰り返し放送された。

>>イエメンの首都サヌアでは何千人ものデモ参加者が、
>>イスラエルと米国の国旗を燃やした。
>>あるデモ参加者は『アラブ連盟や加盟各国の指導者は役立たずだ』など
>>とコメントした。

国旗を燃やすパフォーマンスに一体何の価値があるのでしょうか。
個人的には、何ら建設的なパフォーマンスだとは思えません。
確かにイスラエルとアメリカは裏では繋がっているかもしれませんが、
今、アメリカの国旗を燃やしてどうしようと言うのか・・・全く理解できません。
そもそものデモの目的が摩り替わっているように思えます。



>>2008年06月に発効したイスラエルとハマスとの停戦は、
>>2008年12月19日にハマスが終了を宣言。以降約300発のロケット弾が
>>ガザから撃ち込まれた。

イスラエルによる空爆により、罪の無い多くの民間人が亡くなっていることは
絶対に許されるべき行為ではありません。それは非難されるに値すると捉えています。
しかし、その空爆以前にハマスが攻撃を仕掛けていた事を見逃すことはできません。
そのようなことをしても、ガザの和平は手に入れることはできないのも関わらず・・・。



>>『我々は何度も停戦維持を求めた。虐殺は回避できた』
>>アッバス自治政府議長は28日、カイロでムバラク・エジプト大統領との会談後、
>>空爆を誘発した責任はイスラエルとの停戦延長を拒んだハマスにあると非難。

アッバス自治政府議長の見解は正論だと思います。
なぜ、攻撃無くして和平を模索することができないのでしょうか。
ハマスの行動は理解に苦しみます。
非イスラーム教徒の自分には理解出来ない事なのかもしれません・・・。



>>ハマス高官のムシール・マスリは『イスラエルがガザに侵攻すれば、
>>それは紛れもなく冒険的行為だ。
>>われわれは彼らが驚くようなことを準備している』と語った。

マスメディアはイスラエルによる地上侵攻の可能性があると報じていますが、
それだけは絶対に避けてほしいと願っています。
ハマスの強行姿勢によって、罪無き多くの人の犠牲を出さないでほしい。
その昔、旧日本軍の強行姿勢によって、広島と長崎で罪無き多くの人が
犠牲になった事と同じように感じます。



知り合いのイエメン人は言います。
『イスラエルによって多くの女性・子供が犠牲になっている』 と。
地上侵攻が展開されれば、その犠牲者はもっともっと増えます。
そしてガザの閉鎖状態が続けば、助かる人も助からなくなります。

当事者ではない自分が言うのは、アラブ人の方々に失礼かもしれませんが、
今、すべきことは国旗を燃やすことでも、イスラエルを批判することでもなく、
ハマスの攻撃を自制させることにあると感じています。

そしてハマスの自制後、国際社会はイスラエルを制裁しなければいけない。
400人以上の犠牲者を出す空爆は決して許されるべきものではありません。

| イスラム(教) | 11:55 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

お忙しい中、お返事をありがとうございます。

イスラエルにも十分言い分はあるようですが、ハマスがいてはパレスチナとの共存は不可能と考えているようですね。
千人近くの犠牲者も、「気分はよくないが、ハマスが民間人を人間のたてに使っているから」という意見らしいです。
(参考
http://www.iht.com/articles/2009/01/13/africa/13israel.php
http://www.israel-radionews.com/

これだけ犠牲者が出、憎しみが燃えあがっては、もう、当分は和平や未来志向の関係など無理ではないでしょうか。
実の所、これほどの愚行と悲劇がそのまま続いていること、国連やEUの呼びかけも何の効き目がないこと等を目の当たりにしていると、絶望しか感じません。一旦、相当の犠牲が出て、両者とも強気でいられなくなるぐらいにならないと、決してわからないんだろうな、と。その頃には、「…そして、誰もいなくなった」という状況になるのでないかとさえ思います。

| カイロ在住 | 2009/01/14 03:23 | URL | ≫ EDIT

To.カイロ在住さん

コメントが遅くなり申し訳ありません。
ボランティア活動、私事都合で忙殺されていました。

『中立的な立場』を求めるのはこの紛争の当事者達(含:エジプト、アメリカ)
ではなく、第三国との認識です。
例えばリビアのように、国連安全保障理事会に提出した隔たった停戦決議案ではなく、
ヨルダン議会のイスラエル国旗を燃やすパフォーマンスでもありません。
少なからず、イスラエルの要望も汲まなければ、停戦合意にはたどり着けないと捉えています。

多くの国で反イスラエル集会、デモが開催されていますが、イスラエル軍の現状をみると、
そのデモの声は果たして届いているのでしょうか。他国民の声でその思いが届かないのであれば、
他国リーダーの直接的な行動で届かせるしかないと思います。

そこで必要なのは第三者だからこそできる『中立的な立場』なのではないでしょうか。

とにもかくにも停戦へ向かわないと、
それこそ『全てか無か』の状況に陥ってしまうのではないでしょうか。
これ以上、罪の無い女性や子供を犠牲にしてはいけないとの認識です。

| KENic | 2009/01/11 18:43 | URL | ≫ EDIT

お返事をいただきありがとうございます。

>国のリーダー達の行動の中で必要になってくるのはやはり『中立的な立場』

これは実際的には無理ではないでしょうか…。みなそれぞれ、しがらみもあるし、自国国民のことも考えないといけないし。エジプトが国境を開けないのは、ハマスが入り込んできて、それに国内のものが同調して、騒動が大きくなること、エジプト国内の反政府活動の活発化、ハマスに譲歩しない姿勢を示すこと、イスラエルの攻撃対象になること、アメリカなどの反応、全てを考えて閉ざしているのだと思います。
国連事務総長は、中立の立場と言えそうですが、力(時際の強制力)がないですし…。他の国が仲介すれば、中立でも、細かい所に難癖をつけ、イスラエルよりだ!と非難して終わりと思います。それだけ不信が大きいのだと思います。

ハマスの感情は、次の写真からも少し想像しているのですが、それ以上に、「全てか無か」というイデオロギーが問題なのでしょうか?
http://blogs.yahoo.co.jp/pinkorangedesert/46342680.html

| カイロ在住 | 2009/01/05 00:13 | URL | ≫ EDIT

To.カイロ在住さん

>「自衛」の範疇を越えていると思うのですが、
私もイスラエルは完全に自衛の範疇を超えていると思っています。
自衛することは批判はしませんが、自衛の範疇を超えている点については
許されざる行為だと認識しています。

国のリーダー達は声明発表や電話会談だけでなく、
フランスのように多くの人を巻き込んでの停戦提案など具体的な行動をとってほしいです。
私のような一平民はデモに参加することやネット等で意見を述べること位しかできないので・・・。
国のリーダー達の行動の中で必要になってくるのはやはり『中立的な立場』だと思います。
リビアが国連安全保障理事会に出した停戦決議案はイスラエル非難に偏った内容
だったとのこと・・・。そうではなくて、中立的な立場で、
より現実味を持った案を提示してもらうことを期待しています。

>「西欧社会のルール」なのかもしれませんね。
確かに、すべての物事において西側が正しいかのような風潮は感じます。
間接的にイスラームを批判し、間接的にムスリムの人権を否定するかのように。
そのように考えると、ハマスの感情を理解・落ち着かせることは
同じイスラームを信奉している人しか出来ないのかもしれません。

| KENic | 2009/01/04 20:47 | URL | ≫ EDIT

To.naogonさん

今回のイスラエルの空爆によって、
アメリカへの敵対心が増した友人が多くいます。
過日発生した、16名の犠牲を出した
在イエメン米国大使館前の爆発事件と同様な
事件が発生する懸念が高まっています。

私は日本人、しかもイスラム教徒ではありませんので、
当事者の細かい心情まで察することが出来ないのかもしれません。
ならば第三者として、冷静に中立的に状況を判断したいと思います。

| KENic | 2009/01/04 20:44 | URL | ≫ EDIT

パレスチナ

今回のことは、本当にショックですし、おっしゃるとおり、ハマスに一番責任があると思います。
でも、ハマスがなぜ停戦の延長に反対したかは、ガザの封鎖がとかれず、医薬品、食品、電気・ガス・水の不足など、人道上問題ある生活を数ヶ月も強いられておいたからです。国連もEUも問題視していましたが、何も有効な手はありませんでした。
(sankei.jp.msn.com/world/mideast/081227/mds0812272344005-n1.htm)
イスラエル側は、停戦になってもロケット弾が飛んできたから、というのが理由だそうです。

悪名高きかの分離壁も、国際法廷でも国連でも非難され、イスラエル最高裁もルート変更の判決を出したのに、建設が続いていたようです。どういう国でしょう、イスラエルって!?

12月末時点で、パレスチナ側の死者380余り、けが人1900人近く、対するイスラエル側の死者4人(5人?)、けが人70人余りだそうです。で、イスラエル外相は、「自衛のための攻撃」なので、中止するつもりはない、と。
これだけの死傷者が出ているから、仏が人道援助のための48時間停戦もうなづけます。もtもと医薬品が足りないのですから。でも、イスラエルは、人道援助に差し障る攻撃はしてない、と。
BBCを読んでも、イスラエル民衆もロケット弾攻撃におびえ、「問題解決は、奴らを根こそぎにするしかない」との言葉を伝えています。民族浄化も辞さない気持ちがあるのでしょうか?
「自衛」の範疇を越えていると思うのですが、イスラエル人にとっては、「痛い目にあわせて、二度と攻撃できないようにするまで叩くこと」が自衛の定義なんでしょうね。
原則では、ハマスは間違っていると思います。でも、原則にこだわって、ガザのそれまでの状況を完全無視しているアメリカにも、釈然としません。この危機が起こって以来の国連、EU等の外交交渉は全て失敗です。外交の限界を感じませんか?
国際社会のルールをハマスに教えねば、という姿勢かもしれませんが、もしかしたら、それは、「西欧社会のルール」なのかもしれませんね。
エジプトは、国境をあけてパレスチナを応援しないという姿勢で、今、一般民衆や、シリアなどから裏切り者扱いです。

| カイロ在住 | 2009/01/02 22:10 | URL | ≫ EDIT

なんか...変ですね世の中...。
目先の事しか考えられなくなってるのか
一体何なのでしょうか?
単一民族(アイヌの方々もいるけど
単一言語で宗教色も余り無い日本に住んでる私
当事者と立場は違うけど
何だか世の中変です

| naogon | 2009/01/02 21:58 | URL | ≫ EDIT















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