My Experience In Yemen

青年海外協力隊 コンピュータ隊員の活動日記。

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ネットワーク講習会

たまには協力隊活動の報告も・・・。


2ヶ月もの準備期間を経てやっと開催した講習会。
資料そのものは1週間程度で完成したものの、
関係者との調整にほぼ2ヶ月。半ば諦めかけていた中での開催でした。

配属先(NGO)は途上国の組織とは思えぬほど業務フローが
しっかりと出来上がっているためそれぞれの部署が機能しています。
例えば
 ドキュメントの承認経路や
 トップダウンの指揮系統、
 関連部署間(会計&出納など)の業務連携など。
しかし、普段の業務フローから外れるイレギュラーな業務になると
部署間の横連携が機能しなくなります。それが今回の講習会。

当初、講習会を開催するに当たり下記の部署・人から口を挟まれました。
 ・国際部(JICAと配属先の窓口的役割)
 ・人事部(人の管理)
 ・プランニング部(各種イベントをマネージメント)
 ・組織長(配属先のトップ)

それぞれの部署・人が微妙に異なる要望を出していたため、
それぞれを満たす資料を提出して説明をしていました。
しかし、いくら待てど講習会の開催の目処は無く・・・。
最終的にはプランニング部が全てのマネージメントを行い、
人事部が参加者のとりまとめをサポートすることになりました。
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【教訓】
途上国では人任せでは物事が進まない。
キーマンを見つけ、その人に対して毎日プッシュし続けることが大切。
(今回の場合はプランニング部に対してプッシュし続けるべきだった。)
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ちなみに、講習会は下記に内容を実施しました。
 ・ウィルスについて
 ・ウィルスソフトの操作方法(Kasperskyというソフト)
 ・ネットワークの基礎知識
 ・ネットワークトラブルの対応方法(IPCONFIGの操作)
 ・ファイル共有の設定方法
 ・他PCへのアクセス方法

今回はユーザーが対象なので内容は深くはありませんでしたが、
いかんせん終始アラビア語での説明は非常に苦労しました。
人称・女性形・男性形・複数形・単数形はもうめちゃくちゃ。
それでも寝ることなく熱心に聴いてくれたイエメン人スタッフに感謝感謝。
彼らの感謝の言葉が活力になっています。

しかし、分かったこと。

協力隊終了後、そのキャリアが民間企業で評価されない理由が
なんとなく理解できました。
例えば今回の講習会。講習会で扱ったIT知識なんて初級の初級。
IT知識の側面だけで考えれば、イエメンに来てから蓄えたモノより、
吐き出してるモノの方が断然多いのです。
日本でバリバリ働いている同期の仲間に比べたらIT知識の差は歴然。

ただし、今の自分は
調整する術や管理する術については蓄えているモノが多いです。
それは自身の売りになるかと思ったのですが、
その調整・管理は日本でのそれとは異なる部分が多々あるので、
日本に帰ってから役立つ機会も少ないと思われます。

論を元に戻すと『協力隊経験は日本の民間企業で評価されない』
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【教訓】
転職のことを真剣に考えると落ち込んでくるので、
今は自分の任務に尽力する。
(もっと帰国日が近くなったら転職について考える)
----------------------------------------

0805003.jpg
【写真】・・・講習会での一コマ

| 協力隊活動 | 03:26 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

To.かっちゃん

おっしゃるとおり。自分もその意見です。
でも民間はやっぱり現実主義・利益主義。
そうなるとやっぱり、
ヒューマンスキルよりもテクニカルスキルを優先しますよね。
特にそれが中途採用となると。
協力隊経験を評価してくれる人と自分のやりたい事が
上手くマッチする環境があるといいんですが、
それは運とタイミングかなと思っています。



To.TKさん

ご無沙汰しております。
コメントありがとうございました。

>これは、自分がフィリピンで何度も痛感したことです。
>でも、それは赴任前から聞いていたことだし、ある程度覚悟はしていました。
自分も赴任前から聞いていた事でした。
そのときは、自分の活動次第でいくらでもキャリアになりうると思っていました。
ですが実際のところ、組織の規模や仕事の進め方、人の扱い方など
日本とはあまりにもかけ離れているため日本で評価されるような
キャリアアップはなかなか望めそうにありません。
ですが、今後の人生どうなるか分かりません。
何が自分にとって有益なものになるか分かりません。
ですので『今は自分の任務に尽力する(しかも楽しみながら)』
の精神で残りの任期を活動していきます。

>超トップダウンだったので、
イエメンでも全く同じです。上の言うことには逆らえません。
先日も同僚と意見が別れた際、自分と上司が同じ意見だと分かった瞬間に
同僚はコロっと意見を変えていました・・・。

>トップの一声でひっくり返ることは普通にありました。
最近は、承認が必要な物事は直接偉い人の所に行くようにしています。
その方が早いし正確に自分の意見が伝わりますし。
でも、こんなことを日本でしたら会社組織で干されますよね・・・。

>帰国されたら、ぜひお会いしましょう!
>(今は、大阪にいるのですが...)
是非。大阪行きます!
TKさんの帰国後から社会復帰するまでのお話を是非聞かせて下さい。
宜しくお願い致します。

| KENic | 2008/05/31 19:14 | URL | ≫ EDIT

講習会お疲れでした。JOCVが評価されないのは哀しいですよね。個人的には、評価しない会社や法人には行く価値がないと思ってます。JOCVの経験が直接利益に結びつくのかと問われるとYesとは言えませんが、民間にしろ公にしろ、仕事の内容を突き詰めていくと、根本は人とのコミュニケーションですよね。JOCVの経験はその能力開発に大きく貢献しうるものだと思ってます。2年間の経験は、知識の遅れを代償にしてでも手に入れる価値があるとおもってます。なので、JOCVの経験は「遠回り」でじゃないっておもってます。

| かっちゃん | 2008/05/31 10:33 | URL | ≫ EDIT

お久しぶりです

KENicさん、ご無沙汰です。
元JOCVのTKです。

イエメンで、元気に活動されているようですね。
ちょくちょくブログを訪問し、イエメンのことや活動の様子を拝見させてもらっています。


> 協力隊終了後、そのキャリアが民間企業で評価されない理由が
> なんとなく理解できました。

これは、自分がフィリピンで何度も痛感したことです。
でも、それは赴任前から聞いていたことだし、ある程度覚悟はしていました。
それが現実、仕方のないことと割り切って、前向きにやっていくしかないです。
帰国してから苦労するのは当然ですが、とりあえず任期中は帰国後のことはあまり考えず(それがいいことなのかは分かりませんが)、現地での生活と活動を楽しむことが一番!です。


> 調整する術や管理する術については蓄えているモノが多いです。
> それは自身の売りになるかと思ったのですが、
> その調整・管理は日本でのそれとは異なる部分が多々あるので、
> 日本に帰ってから役立つ機会も少ないと思われます。

任国ではどうですか?
フィリピンでは(特に自分の配属先では)超トップダウンだったので、調整・管理したことが、トップの一声でひっくり返ることは普通にありました。なかなか日本のやり方とは違ってて難しいですよね。
それでも、何らかの自分の財産となるはずです(偉そうですみません)。



帰国されたら、ぜひお会いしましょう!
 (今は、大阪にいるのですが...)

| TK | 2008/05/31 01:04 | URL | ≫ EDIT















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